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生産者:苅込孝次さん(千葉県夷隅郡大多喜町在住)
古代米という言葉がまだ一般化されていない20年程前に「黒い籾(もみ)」と出会ってから千葉県大多喜町の田んぼで古代米をコツコツと作り続けている苅込さん。
「古代米は品種改良された現代の米に比べて収穫量が半分以下だし、また稲の背丈が高いから栽培しにくいんだよね。でも白米よりたんぱく質やミネラル、ビタミンが多いから最近注目されてて、健康食として見直されてるんだよ。」 |

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私の古代米との出会いは約20年前、千葉県印旛村の房総の丘で見た黒い籾殻の稲でした。当時、古代米は一般的に知られていませんでした。珍しさにかられ育てた一粒が翌年二百粒と増え、以後古代米に興味を持ち、手に入る限り種を集めては栽培してきました。 |
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しかし最近古代米ブームとなり、栽培面積の拡大を抑制のためか、種の入手が困難になってきました。現在10種類の古代米を栽培していますが、販売は一般に食されている米と比較して、一目で古代米と識別できる赤米と紫黒米だけです。 |
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古代人も食べたであろう原種当時の要素を残した赤米、紫黒米。営々と今に伝えられ、遥か悠久の時代に思いを馳せると、我々の祖先たる古代の人々へとロマンが広がります。 |

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古代米は秋の実りも遅くて、収量も少ないうえ稲丈は高くて倒れやすく、経営作物としては不適なんです。
私の場合は食べることより古代米を育てる過程を楽しんでいます。全部手刈りで天日干しでやってますよ。 |

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古代米(赤米)赤米は対馬、種子島、岡山県総社の神社で各品種が古代から受け継がれてきました。ネパールでは昔から薬用とされ、日本では赤飯のルーツではないかと言われています。
この赤色は、タンニン系赤色色素で今注目のポリフェノールの一種であることから生理的機能に関心が高まっています。
そのほかミネラル分を多く含み、最近健康食品としても見直しされています。 |
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古代米(紫黒米)
昔、中国では紫黒米を病人などの栄養食品や慶事に使い日本では島根県、静岡県で薬膳料理に用いてきました。
紫黒米の色素はアントシアン系黒紫色色素で、赤米と同じポリフェノールの一種であることから生理的機能に関心が高まっています。
そのほかミネラル分を多く含み、最近健康食品としても見直しされています。 |
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米は古代人の大切な食糧として悠久の時を越えて今に伝えられ、長い年月をかけ品種改良がされてきました。
栽培する上で経営作物として不適な種類の稲は淘汰され、原種の性格を持ついわゆる古代米は日常の食糧としては私達の食卓から消えていきました。
ところが今、古代米が別の意味で見直されてきました。赤・黒紫・緑とカラフルな色合いに合わせて、ミネラルが多く含まれているため健康食品として見直されてきたのです。
「古代米」と称されるものは原種当時のDNAを残している赤・緑・黒紫・香り米のほか、稲の葉が黒紫のものや、稲穂だけ黒紫のものなどがあり多彩です。 |

◆古代米の炊き方◆
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赤米、紫黒米とも食べやすいように3分づきにしてあります。白米に混ぜて一緒に炊きます。
研ぎ洗った白米3合に対して、赤米の場合は大さじ5〜6杯を、紫黒米の場合は大さじ1〜2杯を洗わないでそのまま入れて炊いてください。お好みに合わせて分量を調節してみてください。炊き上がったご飯は赤飯のように着色します。
栗ご飯などに赤米、紫黒米を混ぜて炊くのもおすすめです!赤米は砕いて細かくしてパン生地に利用するパン屋さんもあります。 |

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